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J-GLOBAL ID：201302281068778178   整理番号：12A1812007

原子力発電所事故対応のための遠隔操作技術

Remote Control Technology for Response of Nuclear Power Plant Accidents

著者 (1件)： 淺間一 (東京大学)
資料名： 日本ロボット学会誌  (ロボ學)
巻： 30  号： 6  ページ： 588-591 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： Y0482A  ISSN： 0289-1824  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： これまでに,ロボティックスの分野において,遠隔操作をしやすくするため,テレプレゼンスやテレイグジスタンス等,多くのヒューマンインターフェースが開発されてきた。ロボットなどの機器を遠隔から操作するためは,ロボットが作業を行う環境を,臨情感豊かにオペレータに提示する立体視や3次元映像提示や,力覚や触覚デバイスを用いた力学的な情報提示が必要であることを説明し,可視化,仮想現実感,拡張現実感の技術に繋がることを示した。マニピュレータはメカニカルなものから電気的に制御するものに進歩していることを説明した。さらに,遠隔操作の技術的課題として,情報提示技術,通信技術,操作インターフェース等に言及した。

シソーラス用語： *遠隔制御 ,  工学 ,  エネルギープラント ,  発電所 ,  バーチャルリアリティ ,  通信応用 ,  *ヒューマンインタフェイス ,  ロボット ,  表示 ,  通信技術 ,  インタフェイス ,  *可視化 ,  原子力発電所 ,  テレロボティクス ,  操作インタフェイス
準シソーラス用語： 遠隔操作 ,  テレイグジスタンス ,  情報提示 ,  仮想現実感

分類 (3件)： テレビジョン応用  (ND12034M) ,  原子力発電  (NB03060Z) ,  ロボットの運動・制御  (IC04012J)

引用文献 (10件)：

• [1] 淺間一:“東日本大震災および原子力発電所事故に活用されるロボット技術”,ITUジャーナル,vol.42, no.2, pp.44–47, 2012.
• [2] 淺間一:“原発事故対応のための遠隔操作技術の開発と運用”,ロボット,no.206, pp.33–38, 2012.
• [3] 原子力委員会:東京電力(株)福島第一原子力発電所における中長期措置に関する検討結果,東京電力(株)福島第一原子力発電所中長期措置検討専門部会,2011.
• [4] S. Tachi: Telexistence. World Scientific Publishing, 2009.
• [5] 山下淳 他:“カメラの方向変化を利用した悪天候時の視野明瞭化~首振りカメラを用いた画像中の視野妨害となる水滴の除去~”,映像情報メディア学会誌,vol.57, no.10, pp.1347–1353, 2003.

タイトルに関連する用語 (2件)： 原子力発電所事故 ,  遠隔操作