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J-GLOBAL ID：201302281194320748   整理番号：13A0528091

収量構成要素の解析からみたキュウリ短期栽培の摘心およびつる下ろし整枝法の差異

Effects of Pinching and Lowering on Cucumber Yield and Yield Components

著者 (7件)： 東出忠桐 (農研機構野菜茶業研究所) ,  後藤一郎 (カネコ種苗) ,  鈴木克己 (農研機構野菜茶業研究所) ,  安場健一郎 (農研機構野菜茶業研究所) ,  塚澤和憲 (埼玉県農林総合研究センター園芸研究所) ,  安東赫 (農研機構野菜茶業研究所) ,  岩崎泰永 (農研機構野菜茶業研究所)
資料名： 園芸学研究  (Horticultural Research (Japan))
巻： 11  号： 4  ページ： 523-529 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： L4829A  ISSN： 1347-2658  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： キュウリ短期栽培においてつる下ろし法および摘心法が乾物生産や収量に及ぼす影響を収量構成要素から解析した.太陽光利用型植物工場内で噴霧耕方式の養液栽培により,3品種のキュウリについて,4本の側枝を伸ばしてつる下ろしを行う場合と,主枝を第20節および側枝を第2節で摘心する場合とを比較した.2011年7~10月に比較実験を行ったところ,果実生体収量は,すべての品種でつる下ろし区に比べて摘心区の方が多かった.収量の多少の原因について収量構成要素から解析すると,果実生体収量が多かった摘心区および品種では果実乾物収量が多かった.果実乾物収量が多い理由は,果実への乾物分配率およびTDMがともに多いためであった.実験期間全体のTDMの違いは光利用効率の違いに関係していた.ただし,定植後40日までは積算受光量の違いがTDMや収量に影響していた.(著者抄録)

シソーラス用語： *キュウリ ,  *科学技術 ,  *栽培管理 ,  *収量構成要素 ,  *摘心 ,  *整枝 ,  生物生産 ,  作物収量 ,  施設栽培 ,  養液栽培 ,  果実【器官】 ,  光合成 ,  乾物生産 ,  光利用効率 ,  *栽培技術

分類 (2件)： 野菜  (FC03043X) ,  作物栽培施設  (FB03040V)

引用文献 (19件)：

• 千葉県農業試験場.1999.キュウリ2作型の組み合わせによる収量,品質,所得の向上.平成10年度関東東海農業研究成果情報.p. 522-523.
• Heuvelink, E. 2005. Leaf area and light interception. Tomatoes. p. 87-90. CABI Publishing. Oxfordshire.
• 東出忠桐.2010.トマト = 植物としての特性,生理,生態的特性.農業技術体系.2巻.p. 基18の2-9.農文協.東京.
• Higashide, T. and E. Heuvelink. 2009. Physiological and morphological changes over the past 50 years in yield components in tomato. J. Amer. Soc. Hort. Sci. 134: 460-465.
• 石橋喜美子.2006.家計における食料消費構造の解明-年齢階層別および世帯類型別アプローチによる-.p. 1-129.農林統計協会.東京.

タイトルに関連する用語 (9件)： 収量構成要素 ,  解析 ,  キュウリ ,  短期 ,  栽培 ,  摘心 ,  つる ,  整枝 ,  差異