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J-GLOBAL ID：201302281689290373   整理番号：13A1381954

準楕円軌道極端質量比効果からの重力波の離調に対する2次の自己力の影響

Impact of the second-order self-forces on the dephasing of the gravitational waves from quasicircular extreme mass-ratio inspirals

著者 (5件)： ISOYAMA Soichiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  FUJITA Ryuichi (Univ. Balears, Palma de Mallorca, ESP) ,  SAGO Norichika (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  TAGOSHI Hideyuki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  TANAKA Takahiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Physical Review. D. Particles, Fields, Gravitation, and Cosmology  (Physical Review. D. Particles, Fields, Gravitation, and Cosmology)
巻： 87  号： 2  ページ： 024010.1-024010.14  発行年： 2013年01月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 1550-7998  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Kerrブラックホールの周りの準円軌道における小物体に働く2次の自己力が原因で起こる離調の大きさの程度を見積もる問題について,ポストNewton(PN)近似の知識とエネルギーバランスに基づいて再考した。とくに,自己力の平均散逸部分について詳しく調べた。重力波のエネルギーフラックスが負になる可能性を避けるために,新しい簡単な総和法を提案した。2次の自己力はエネルギーフラックスのPN係数の絶対値とスケールすることに注目した。極端質量比と中間質量比では2次の自己力による離調は,自転依存項をすべて求めれば3PNエネルギーフラックスで捉えられることがわかった。

シソーラス用語： 離調 ,  *ブラックホール ,  ポストNewton近似 ,  エネルギー収支 ,  エネルギー散逸 ,  スケール則 ,  質量 ,  比率 ,  連星 ,  *重力波【相対論】 ,  力
準シソーラス用語： *Kerrブラックホール ,  エネルギーバランス ,  自己力 ,  質量比

分類 (2件)： 一般相対論及び重力理論  (BA07030F) ,  重力理論の実験的試験及び観測  (BA07040Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 楕円軌道 ,  質量比 ,  重力波 ,  離調 ,  自己力