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J-GLOBAL ID:201302282047938643   整理番号:13A1195665

紫外線防止剤に関する研究開発の最前線 ファンデーションにソフトな使用感と耐衝撃強度を与える紫外線遮蔽用複合粉体の開発

著者 (1件):
資料名:
巻:号:ページ: 7-16  発行年: 2013年04月25日 
JST資料番号: L6226A  ISSN: 1881-4905  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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太陽紫外線の強さと大気汚染との関係および紫外線の皮膚への影響について解説し,化粧品各社のファンデーション製品のSPF表示値と紫外線遮蔽率,各製品の硬度と紫外線遮蔽率および動摩擦係数(皮膚への塗り易さ)との関係を比較した。その結果SPF値の高い製品は多量の紫外線防御剤による塗布分散性の低下を防ぐためにケーキの硬度を低くしてそのためケーキが割れ易くなる傾向があった。ケーキの硬度を低く保ちながら割れを防ぐためケーキをシリコーン油とポリアクリル酸エステルで処理する方法が採用されている。今回,雲母,タルク,またはセリサイトの粉末に紫外線防御剤及び油剤として2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン(DBP),4-ヒドロキシ安息香酸ドデシル(HBD),4-メトキシけい皮酸2-エチルヘキシル(MCX)またはオレイン酸(オリーブ油主成分)を配合し,シリコーン油を添加して圧縮したケーキについて紫外線遮蔽率,硬度,および落下試験耐衝撃性を比較した。配合薬品としてベンゼン環をもつもの,特に長鎖アルキル基を結合したものが耐衝撃性強化に効果があり,またタルクとセリサイトが耐衝撃性に効果があった。ケーキの硬度を低く保ちつつ衝撃強さを高めるためにはシリコーン油処理セリサイトにMCXおよびDBPを配合した製品がよい。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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化粧品 
物質索引 (3件):
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