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J-GLOBAL ID：201302282114693561   整理番号：13A1574512

仙台湾周辺におけるイカナゴ Ammodytes personatus 当歳魚のターゲットストレングス測定とモデル計算による比較

Comparison of measurements and model calculations of target strength of juvenile sandeel in Sendai Bay

著者 (8件)： 松倉隆一 ((独)水産総合研究センター日本海区水産研究所) ,  澤田浩一 ((独)水産総合研究センター水産工学研究所) ,  安部幸樹 ((独)水産総合研究センター水産工学研究所) ,  南憲吏 (北海道大学大学院水産科学研究院) ,  永島宏 (宮城県水産技術総合センター内水面水産試験場) ,  米崎史郎 ((独)水産総合研究センター国際水産資源研究所) ,  村瀬弘人 ((財)日本鯨類研究所) ,  宮下和士 (北海道大学北方生物圏フィールド科学センター)
資料名： 日本水産学会誌
巻： 79  号： 4  ページ： 638-648 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 標準体長(SL) 3.1~7.7 cm のイカナゴ当歳魚について,周波数 120 kHz におけるターゲットストレングス(TS)を姿勢角±30°の範囲で測定した。音響理論散乱モデルで推定した理論 TS と比較すると,姿勢角 0°付近で最大値 -68.8~-60.8 dB(実測)及び -68.7~-61.5 dB(理論)を示した。実測値と理論値の差は -1.6~0.9 dB と小さく,特に±10°のメインローブの範囲でよく一致した。採集海域の条件で推定した最大 TS と SL の関係は TS=43.1 log SL-96.1 となった。(著者抄録)

シソーラス用語： 湾 ,  *イカナゴ ,  *魚群探知機 ,  水中音響 ,  水産資源 ,  調査
準シソーラス用語： *Ammodytes personatus ,  *ターゲットストレングス ,  漁業資源 ,  *計量魚群探知機 ,  資源調査 ,  仙台湾

分類 (4件)： 魚類  (FH02020K) ,  漁労装置,漁具  (FH03040N) ,  漁場・漁況  (FH03020R) ,  水中音響応用  (BB03090U)

引用文献 (33件)：

• MURASE, H. Application of a generalized additive model (GAM) to reveal relationships between environmental factors and distributions of pelagic fish and krill : a case study in Sendai Bay, Japan. ICES J. Mar. Sci. 2009, 66, 1417-1427
• 永島宏. 沿岸性魚類資源の変動にかかわる短〜長期的な水温の影響-仙台湾のイカナゴを例にして-. 月刊海洋. 2006, 38, 181-186
• 永島宏. 仙台湾周辺における計量魚探を用いた鯨類餌生物の種判別. 宮城水産研報. 2008, 16, 15-25
• MACKINSON, S. Using acoustics to investigate changes inefficiency of a sandeel dredge. ICES J. Mar. Sci. 2005, 71, 357-363
• JOHNSEN, SR. Size-dependent frequency response of sandeel schools. ICES J. Mar. Sci. 2009, 66, 1100-1105

タイトルに関連する用語 (6件)： 仙台湾 ,  周辺 ,  イカナゴ ,  当歳魚 ,  ターゲットストレングス ,  モデル計算