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J-GLOBAL ID:201302282983569757   整理番号:13A1176447

ガスクロマトグラフィー分析のためのイオン液体中での炭水化物シリル化法の開発

Development of a carbohydrate silylation method in ionic liquids for their gas chromatographic analysis
著者 (5件):
資料名:
巻: 787  ページ: 87-92  発行年: 2013年07月17日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,ガスクロマトグラフィー(GC)による炭水化物のさらなる分析のために種々のイオン液体(ILs)に溶解した低分子量炭水化物のシリル化の実現可能性について報告した。1-エチル-3-メチルイミダゾリウムジシアナミド[EMIM][DCA]に溶解した種々の炭水化物(即ち,グルコース,マンノース,フルクトースとラクトース)に対して誘導体化試薬(性質と量),反応の温度と時間および撹拌条件を評価した。[EMIM][DCA]に溶解したグルコースの立体配座異性の評価は,α-およびβ-フラノース(70時間のインキュベーション後にそれぞれ最大3%と6%)の平衡における溶解の時間の影響および21時間がピリジンを含む標準法によって与えられる結果と類似した結果を得るのに十分であることを明らかにした。一度最適化すると,提案の誘導体化法は,研究した炭水化物のほとんどに対して比較的短い時間(1時間)で温和な条件(25°C)において100μLのトリメチルシリルイミダゾール(TMSI)を使用して十分な収率(すなわち,100%に近い)を与えた。誘導体化標的化合物の0.25~1mgの試験範囲においてこれらの実験条件下で線形応答(すなわち,0.974より良いR2)を得た。アルドース単糖類と二糖類の誘導体化に対する超音波条件下でN,O-ビス(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド(BSTFA)+1%トリメチルクロロシラン(TMCS)などの他の試薬を成功裏に使用したが,一方BSTFAはケトース単糖類に対して有用であった。種々のILs中に溶解した選択した炭水化物の誘導体化のために提案法を使用する可能性および実際の試料(フルーツジュース)中に存在する炭水化物の分析に適用した本方法の効率もまた調べた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  炭水化物一般 
物質索引 (8件):
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