抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本報告では過負荷Multiple-Input Multiple-Output(MIMO)Orthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM)システムにおけるブロック符号化信号の統合復号に対する計算量削減法を提案する。これまでの文献で,ブロック符号化した信号の統合最尤復号特性が理論解析により評価されている。ブロック符号による周波数ダイバーシチは信号の多重化による特性の劣化を抑える。しかし,統合復号の計算量は信号ストリーム数に対して指数関数的に増加する。そこで,本報告ではブロック符号化信号を2段階で統合復号し符号語を削減する方式を提案する。計算機シミュレーションにより,提案方式は4信号ストリームのときに計算量を約1/174に削減することを示した。(著者抄録)