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J-GLOBAL ID:201302283456408512   整理番号:13A0832397

Trichinella spiralisのβチューブリンに対するベンズイミダゾールの結合サイトの同定を目指して 計算機および実験データからの考察

Towards the identification of the binding site of benzimidazoles to β-tubulin of Trichinella spiralis: Insights from computational and experimental data
著者 (7件):
資料名:
巻: 41  ページ: 12-19  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: B0044D  ISSN: 1093-3263  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ベンズイミダゾール-2-カーバメート誘導体(BzC)は線虫疾患の治療においてもっとも重要な広いスペクトラムをもつ駆虫薬である。BzCはβチューブリンモノマに選択的に結合してミクロチューブ重合を阻害する。しかしネマトーダチューブリンの結晶構造および作用機構は未解明である。また,作用機構とBzCの結合サイトとの関係は明確に説明されていない。Trichinella spiralisのβチューブリンのアミノ酸配列に基づいてホモロジモデリングにより本蛋白質の3D構造を構築した。本モデルを用いる分子ドッキングおよび分子動力学シミュレーション計算によりBzC結合サイトを検討した。もっとも一般的な薬物抵抗性のアミノ酸突然変異体(F167Y,E198A,F200Y)およびチューブリンに対するコルヒチンの結合阻害の実験結果とよい一致を得た。Glu198,Thr165,Cys239,Gln134は水素結合生成においてBzCと直接相互作用し,結合プロセスにおいて重要なアミノ酸であることを見出した。本報の結果は駆虫薬の作用機構の分子レベル理解への一歩であり,より薬効に優れ高選択性の分子の設計に有用な情報を与える。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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抗原虫薬・駆虫薬の基礎研究  ,  分子・遺伝情報処理  ,  分子化合物  ,  分子構造 
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