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J-GLOBAL ID：201302283597655319   整理番号：13A0726365

通電処理がフライアッシュコンクリートの物性に与える影響

著者 (1件)： 上田隆雄 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部)
資料名： セメント・コンクリート  (Cement & Concrete)
号： 794  ページ： 54-58  発行年： 2013年04月10日 
JST資料番号： F0277A  ISSN： 0371-0718  CODEN： SKONA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フライアッシュコンクリートに電極を埋め込み,通電を実施した場合の,初期強度の発現や中性化抵抗性能への影響について実験的に検討した。フライアッシュはJIS A 6201で規定された2種フライアッシュを質量割合で30%混和した。1.0A/m2で通電を行なった結果,電極間電位差の増大,モルタル細孔溶液中のアルカリ濃度の上昇,中性化の進行の抑制,中性化後の圧縮強度の増加が認められた。

シソーラス用語： 電気伝導 ,  *フライアッシュセメント ,  コンクリート ,  *圧縮強さ ,  *中性化 ,  材料試験 ,  モルタル ,  間隙水 ,  イオン組成 ,  *電圧 ,  経時変化 ,  *塩基性 ,  結合水 ,  *加速試験
準シソーラス用語： 細孔溶液 ,  *電位差

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (6件)：

• 土木学会. フライアッシュを用いたコンクリートの設計施工指針(案). 1999
• 土木学会. 循環型社会に適合したフライアッシュコンクリートの最新利用技術. 2009
• PALOMO, A. Alkali-activated fly ashes A cement for the future. Cement and Concrete Research. 1999, 29, 1323-1329
• FERNANDEZ-JIMENEZ, A. Durability of alkali-activated fly ash cementitious materials. Journal of Material Science. 2007, 42, 3055-3065
• 上田隆雄. 混和材を用いたセメント硬化体からのデサリネーションによる脱塩効果. セメント・コンクリート論文集. 2003, 57, 501-507

タイトルに関連する用語 (3件)： 通電 ,  フライアッシュコンクリート ,  物性