抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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バイオマスの粉体は可燃性有機粉体であるため,集塵,輸送,貯蔵時などで粉塵爆発を発生する危険性がある。そこで本研究では,同様に油を多く含む物質(エスプレッソコーヒー粕,ジャトロファ粕,きな粉)の粉塵爆発特性を,吹上式試験装置を用いて明らかにした。その結果,いずれの粉体も爆発下限界濃度が70g/m3以上の範囲にあり,危険性は中程度または,低いと判定された。粉塵爆発の危険性は粒子サイズに影響を受けるのは当然であるが,油を多く含むことで危険性が増すことが明らかとなった。また,燃焼速度試験を行い,燃焼しなかったもの(ジャトロファ粕)は,本当に燃焼性がないのか,TG-DTA測定を行い確かめた。きな粉,ジャトロファ粕共に,燃焼性は低いことが分かった。(著者抄録)