抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,屋外防犯用途のマイクロ波センサにおいて,草葉の揺れ物体による誤検知を大幅に減少させる手法を提案する。その手法は,検出物体の移動距離を求め,そのしきい値を設けて判定するものである。Xバンドのマイクロ波センサを用いて草葉の移動距離のデータが採取され,分析が行われる。その結果,検出物体の2秒間の累積移動距離のしきい値を0.4mにしたとき,草葉の揺れに対する誤検知率を従来の受信新号のレベル判定のみを行うセンサと比較して0.0134%程度まで減少させることができた。また,揺れ物体の移動距離は,正規分布に従うため,設定した移動距離のしきい値に対する誤検知率を推定することが可能であることが分かった。(著者抄録)