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J-GLOBAL ID：201302284459735260   整理番号：13A1199900

モモ‘白鳳’における収穫前追肥と草生栽培が生育・品質に及ぼす影響

著者 (11件)： 林恭弘 (和歌山県農試) ,  和中学 (和歌山県農試) ,  和中学 (果樹試 かき・もも研) ,  堀田宗幹 (和歌山県農試) ,  堀田宗幹 (果樹試 かき・もも研) ,  久田紀夫 (和歌山県農試) ,  久田紀夫 (和歌山県) ,  橋本真穂 (和歌山県農試) ,  島津康 (和歌山県農試) ,  森下年起 (和歌山県農試) ,  森下年起 (果樹試)
資料名： 和歌山県農林水産試験研究機関研究報告  (Bulletin of the Wakayama Prefectural Experiment Stations of Agriculture, Forestry and Fisheries)
号： 1  ページ： 25-31  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： Y0650C  ISSN： 2187-5634  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本県の主要品種であるモモ‘白鳳’の高糖度化を図るため,草生栽培と収穫前追肥の有無がモモの樹体生育と果実品質に及ぼす影響を検討した。1)収穫前施肥窒素は速やかに吸収され,樹体上部の葉身に最も多く,次いで果実に分配される。2)年間窒素施肥量14.4kg/10aにおける雑草草生栽培では,樹体への施肥窒素の移行,生育は抑制されるが,糖度上昇効果は認められない。3)雑草草生栽培と収穫前の無追肥を組み合わせることで,裸地栽培に比べて果実窒素含有率が低下し,果実の着色程度が向上する。また,処理3年目,5年目には糖度も向上したことから,本技術は紀の川市の透水性の高いほ場に植栽されたやや樹勢の強いモモ‘白鳳’の糖度向上技術として有望である。(著者抄録)

シソーラス用語： *モモ ,  *追肥 ,  植物成長 ,  果実【器官】 ,  栽培 ,  窒素 ,  糖度 ,  養分吸収 ,  果実品質 ,  草生栽培 ,  植物生理
準シソーラス用語： *白鳳

分類 (2件)： 果樹  (FC03042G) ,  施肥法・肥効  (FB05030Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： モモ ,  白鳳 ,  収穫 ,  追肥 ,  草生栽培 ,  生育