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J-GLOBAL ID：201302284486471533   整理番号：13A0959034

穀物中でのりん分別のための多重-ポンピングフローシステム中での光化学的マイクロ-分解

Photochemical micro-digestion in a multi-pumping flow system for phosphorus fractionation in cereals

著者 (2件)： ROCHA Diogo L. (Instituto de Quimica, Universidade de Sao Paulo, P.O. Box 26.077-05599-970, Sao Paulo, SP, BRA) ,  ROCHA Fabio R.P. (Centro de Energia Nuclear na Agricultura, Universidade de Sao Paulo, P.O. Box 96-13400-970, Piracicaba, SP, BRA)
資料名： Microchemical Journal  (Microchemical Journal)
巻： 109  ページ： 139-144  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： D0072A  ISSN： 0026-265X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 試料調製の欠点は,機械化,系統誤差および分析時間を最小化すること,ならびに精度を改善することによって克服することができる。多重-ポンピングフローシステム(MPFS)は,多角的でロバストな方法で機械化の必要条件を達成し,試薬消費および廃棄物発生を最小化する。この栄養素のバイオアベイラビリティーはその化学的な形に依存するために重要である,穀物中の水可溶なりんの分別に対してMPFSを提案した。また,フィチン酸はいくつかの微量栄養素(例えば,Fe³⁺,Ca²⁺およびMg²⁺)と安定な錯体を生じ,それらのバイオアベイラビリティーを変えたりもする。フローシステムは,有機りんのりん酸塩へのオンライン光化学転化を組み込んでおり,分光測光モリブデンブルー法によって定量化された。無機(P_I)および有機(P_O)りんの両方に対して,それぞれ0.5および1.2mgL^-1の検出限界で,5および40mgL^-1の間で線形応答が観測された。変動係数(n=20)が,P_IおよびP_Oに対して時間当たり80測定のサンプリング速度で,それぞれ1.2および3.6%と見積もられた。測定当たり,380μgの(NH₄)₆Mo₇O₂₄,620μgのアスコルビン酸および790μgのK₂S₂O₈が消費され,わずか2.5mLの廃棄物だけが生成された。活性炭(20mg/mL)での試料前処理によって,有機物質の干渉が防げた。穀物試料の結果は,ニトロ-過塩素酸蒸解に基づくリファレンス手順によって得られたものと一致した。したがって,提案した手順はりん分別のための,信頼でき,高速,安価でより環境にやさしい代替法であった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *穀類 ,  *リン ,  *フロースルー分析 ,  *光分解 ,  *分離 ,  試料調製 ,  バイオアベイラビリティ ,  有機リン化合物 ,  分光測光 ,  モリブデン青 ,  錯体生成 ,  糖アルコール ,  イノシトールリン酸 ,  ラクトン ,  第二アルコール ,  ポリオール ,  水溶性ビタミン
準シソーラス用語： 無機リン

分類 (2件)： 有機化合物の物理分析  (CC03034A) ,  穀類とその製品一般  (FJ04010T)

物質索引 (2件)： フィチン酸 ,  アスコルビン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 穀物 ,  りん ,  分別 ,  多重 ,  光化学 ,  分解