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J-GLOBAL ID：201302286354521755   整理番号：13A1576080

冷却速度制御による精密射出成形法の開発 第3報 粘弾性モデルによる円筒形状部品の収縮メカニズムの解明

著者 (5件)： 今泉賢 (三菱電機 生産技セ) ,  小川瑞樹 (三菱電機 生産技セ) ,  北山二朗 (三菱電機 生産技セ) ,  中野亮 (東レエンジニアリング) ,  横井秀俊 (東大 生産技研)
資料名： 成形加工  (プラスチック成形加工学会誌)
巻： 25  号： 10  ページ： 493-503  発行年： 2013年09月20日 
JST資料番号： L3123A  ISSN： 0915-4027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 射出成形における冷却速度を制御することによって成形品の収縮を抑制する技術の開発に関する研究の第3報としてガラス転移点(Tg)を境とする収縮特性の変化(Tg以下での流動性の低下)を利用する方法の可能性を検討した。樹脂としてPPS(Tg;92°C),PBT(22°C)及びPOM(-50°C)を対象として円筒形試験片を作成し,試験に供した。その結果3樹脂共にTgを境にして流動性が変化する点は共通するが変化パターンに差があることが明らかになった。収縮特性は試験片形状にも影響すると考えられるので,更に円筒形以外の形状についても検討することにした。

シソーラス用語： *高分子加工 ,  *射出成形 ,  *冷却速度 ,  *収縮 ,  特性 ,  *ガラス転移点 ,  *流動性 ,  *温度依存性 ,  依存性 ,  ポリフェニレンスルフィド ,  ポリブチレンテレフタレート ,  ポリオキシメチレン ,  円筒 ,  *形状制御
準シソーラス用語： 収縮特性 ,  材料依存性 ,  PPS【重合体】 ,  PBT【重合体】 ,  POM【重合体】 ,  形状依存性

分類 (4件)： 射出成形  (YH04050Y) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

引用文献 (11件)：

• 1) 今泉賢,北山二朗,田村真史,斎藤浩二:三菱電機技報,81(12),803(2007)
• 2) 今泉賢:成形加工,23(12),711(2011)
• 3) Michii, T., Seto, M., Yaniabe, M., Kubota, Y., Aoki, G. and Ohtsuka, H.: International Polymer Processing, 23(5), 419(2008)
• 4) Kovacs, J. G. and Solymossy, B.: Polymer Engineering and Science, 49(11), 2218(2009)
• 5) Kim, M. W., Lee, S. H. and Youn, J. R.: Polymer Composites, 31(6), 1020(2010)

タイトルに関連する用語 (6件)： 速度制御 ,  射出成形法 ,  開発 ,  粘弾性モデル ,  収縮 ,  メカニズム