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J-GLOBAL ID:201302286451583161   整理番号:13A0528232

観測点周辺の平滑化効果を考慮した空間平均日射変動特性の評価手法の構築

Development of Estimation Method of Spatial Average Irradiance Fluctuation Characteristics Considering Smoothing Effect around Observation Point
著者 (6件):
資料名:
巻: 133  号:ページ: 91-98 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: S0809A  ISSN: 0385-4213  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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多地点で観測した日射量データに基づき,日本中部全域における平均日射変動特性やPVS群の合計出力の変動特性の評価を試みた。その結果,32min周期以下の成分のみを含む日射変動は2地点間距離が5~10kmであれば概ね独立と見なせることから1/√N則を適用することで平滑化された空間平均日射変動の短周期変動特性を評価でき,PVS群合計出力の数十分以下の短周期変動には大きな平滑化効果が期待できることを確認した。まず,対象範囲に含まれるN地点のアンサンブル日射変動特性について遷移仮説の適用可能性を検証するとともに,どの程度の範囲であれば,アンサンブル日射変動特性を範囲内の代表1観測点の日射変動特性によって表現できるかを確認した。次に,短周期日射変動の独立性を考慮して対象範囲を5km格子によって表し,格子点数Mを用いて遷移仮説を適用することで代表1地点の観測データから周辺の平滑化効果を考慮した空間平均日射量の変動特性を算定した。さらに,対象範囲を変えて同様の検討を行い,遷移仮説において設定される同期した変動が崩れ始める周期を対象範囲の大きさの関数として定式化した。その結果に基づき,任意の大きさの範囲について観測点周辺の平滑化効果を表す低域通過フィルタを構築し,これを用いて空間平均日射変動に関する周波数特性評価の有用性を示した。
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分類 (1件):
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太陽光発電 
引用文献 (8件):
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