抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,圧縮力作用下におけるクリープひずみと微視的破壊の関連評価を目的に,コンクリートのクリープ試験をアコースティック・エミッション(AE)測定と併せて実施した。その結果,微視的破壊がクリープひずみの進行に影響を及ぼしていることを確認した。さらに,クリープひずみが約30×10
-6までは,養生期間が同様であると,応力強度比,体積・表面積比に関わらず,あるクリープひずみに対するAEヒット数の累積値はほぼ等しいことがわかった。AE振幅分布から求められる傾きを示すb値の経時変化から,クリープの進行とともにコンクリート内部で生じている微視的破壊の規模が変化していることを確認した。(著者抄録)