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J-GLOBAL ID:201302287058914497   整理番号:13A1232870

α-アミラーゼに及ぼすリグニンの活性化効果

Activated effect of lignin on α-amylase
著者 (7件):
資料名:
巻: 141  号:ページ: 2229-2237  発行年: 2013年12月01日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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当論文はα-アミラーゼ活性を非常に増進させることができる,α-アミラーゼの新種活性化剤である,リグニンについて報告する。リグニンの活性化促進率はα-アミラーゼの伝統的活性化剤である,塩化物イオンのそれよりはるかに高い。追加実験の結果はリグニンがα-アミラーゼと相互作用し,結合定数が4・47×105/Mである1:1の複合体を形成していることを示している。結合は自然で,リグニン/α-アミラーゼ複合体形成は発熱反応であった。結合過程において,水素結合は重要な役割を果たしたが,α-アミラーゼからリグニンへの放射エネルギーの移動はなかった。α-アミラーゼを結合したリグニンは一次指数関数的減衰関数に適合する。リグニン/α-アミラーゼ複合体の形成はα-ヘリカル含有量を57.7%から53.9%に減少させ,トリプトファン残基近くの極性を増加させ,疎水性を減少させ,蛋白質顆粒体積を増大させた。この研究は,重要な食品機能性因子として知られる,一種の食物繊維としてのリグニンへの洞察をより深めると思われる。また,それは食品工業で用いられる,α-アミラーゼの活性化剤探索にも寄与する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品の化学・栄養価  ,  酵素一般 
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