抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,衛星リモートセンシングを用いた,植物プランクトンのサイズ組成変動に関する研究が行われているが,それら多くは各植物プランクトングループの指標色素に基づいてサイズ組成を推定しているため,実際のサイズとの関係が不明確である。そこで,本研究ではサイズ分画クロロフィルa(Chla)濃度に基づくサイズ組成を海色データから推定するアルゴリズム開発を目的とした。サイズ組成推定アルゴリズムの作成には,任意の粒径幅の粒子濃度を推定可能なユンゲ分布(Junge1963)を応用した。本研究結果は類似研究と同程度の精度でサイズ組成を推定できた。本アルゴリズムは任意のサイズにおいてChla濃度が推定可能であり,その応用の範囲は広いと考えられる。(著者抄録)