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J-GLOBAL ID：201302287433870419   整理番号：13A1421237

拘束材端部の曲げモーメント伝達能力を考慮した座屈拘束ブレースの構面外機構安定性評価

OUT-OF-PLANE STABILITY ASSESSMENT OF BUCKLING RESTRAINED BRACES INCLUDING MOMENT TRANSFER CAPACITY AT RESTRAINER-END

著者 (3件)： 竹内徹 (東京工大) ,  小崎均 (日建ハウジングシステム) ,  松井良太 (東京工大)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 691  ページ： 1621-1630  発行年： 2013年09月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 拘束材端部の曲げモーメント伝達能力,および様々な接合部剛性を考慮した座屈拘束ブレースの構面外安定条件式を,接合部端部に回転ばね,拘束材端部に塑性ヒンジを有する簡易な線材モデルで評価することにより安定条件式を誘導した。また,構面外強制変形の影響および接合部外端の塑性化の影響について検討した。さらに,様々な拘束材端部の曲げモーメント伝達能力を有する座屈拘束ブレースに対して構面外初期変位を与えて繰返し載荷実験を行い,拘束材端部の曲げモーメント伝達能力が機構安定性に与える影響を確認し,安定条件式との比較を通してその妥当性について検討したところ,概ね妥当であることなどを示した。

シソーラス用語： 鋼構造 ,  *座屈 ,  *拘束 ,  *ブレース ,  水平荷重 ,  *繰返し試験 ,  曲げモーメント ,  応力伝達 ,  *安定性解析 ,  接合部 ,  初期不整 ,  破壊モード ,  耐荷力 ,  *近似式 ,  塑性ヒンジ ,  測定データ ,  予測誤差 ,  解析モデル ,  荷重-変形関係 ,  面外座屈

分類 (2件)： 金属構造  (RA04050W) ,  接合部  (HD03080V)

引用文献 (12件)：

• 1) Lin, M. L., Tsai, K. C. and Tsai, C. Y.: Bi-Direction Sub-Structural Pseudo-dynamic Tests of a Full-Scale 2-Story BRBF, Part2:Compressive Behavior of Gusset Plates, Proceedings of the 8th U.S. National Conference on Earthquake Engineering San Francisco, California, USA, Paper No.1642.
• 2) 木下智裕,聲高裕治,井上一朗,飯谷邦祐:接合部を含む座屈拘束ブレースの構面外座屈防止条件,日本建築学会構造系論文集,第621号,pp.141-148,2007.11
• 3) 引野剛,岡崎太一郎,鈴木直幹,大崎純,中島正愛:各種ブレース付き鉄骨平面骨組の非定常動的応答振動台実験,鋼構造年次論文報告集,pp.361-368,2010.11
• 4) 竹内徹,山田哲,北川まどか,鈴木一弁,和田章:構面外剛性の低い接合部により接合された座屈拘束ブレースの座屈安定性,日本建築学会構造系論文集,第575号,pp.121-128,2004.1
• 5) 竹内徹,松井良太,西本晃治,高橋聡史,大山翔也:拘束材端部回転剛性を考慮した座屈拘束ブレースの有効座屈長,日本建築学会構造系論文集,第639号,pp.925-934,2009.5

タイトルに関連する用語 (5件)： 拘束 ,  曲げモーメント ,  座屈拘束ブレース ,  構面 ,  安定性評価