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J-GLOBAL ID:201302287548340537   整理番号:13A0961523

不活性化C(sp3)-H結合の位置選択的活性化を経由する脂肪族アミドのルテニウム接触環化カルボニル化

Ruthenium-catalyzed cyclocarbonylation of aliphatic amides through the regioselective activation of unactivated C(sp3)-H bonds
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巻: 69  号: 22  ページ: 4466-4472  発行年: 2013年06月03日 
JST資料番号: E0234A  ISSN: 0040-4020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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触媒としてのRu3(CO)12と共に配向基としての2-ピリジニルメチルアミンを用いた,脂肪族アミドの不活性化C(sp3)-H結合の位置選択的カルボニル化について述べる。アミドにおける2-ピリジニルメチルアミン部分の存在は反応が成功するのに必須である。エチレンは生成物に組み入れられてないが,その存在も反応が進行するのに絶対必要である。さらに,H2Oの添加は反応が効率的に進行するのに重要である。メチレンC-H結合は酸素原子またはアリール基により活性化されているのに,反応はメチレンC-H結合に比べてメチル基のC-H結合へ高選択性を示した。加えて,反応は,種々の官能基,すなわちMeO,Cl,CF3,CN,およびBr置換基さえも許容した。α,α-二置換脂肪族アミドの反応は対応するカルボニル化生成物を高収率で与えたのに,α-一置換脂肪族アミドは低収率であった。α-一置換脂肪族アミドにおける1-(2-ピリジニルエチル)アミン部分のような立体的に要求のある配向基の使用により,生成物の収率は改善した。アミドとRu3(CO)12との化学量論的反応により,単一ルテニウム錯体として安定な二核ルテニウム錯体を得た。そこでは2-ピリジニルメチルアミノ部分はN,N-マナーでルテニウムの中心に配位し,アミドのカルボニル酸素は他のルテニウム中心に結合しているが,しかしC-H結合活性化の関与はなかった。錯体そのものは触媒活性を示さず,採用した触媒反応条件のもと,H2Oの存在下で活性化された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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ピロール  ,  触媒反応一般 
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