抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ハイドロプレーニングは3種類の重要因子(液体/構造干渉,タイヤ回転,トレッドパターン)が影響する複雑な現象である。本稿では,著者らが開発した,タイヤと液体を別々にモデル化し,それらの連結を自動的に実施する解析手法(グローバル・ローカル解析)での解析結果を提示する。パターンなしタイヤでグローバル解析し,つぎにローカル解析において,グローバル解析で得たベルト変位を,パターンに貼り付けたモデルで解析するもの。これにより,短時間に新しいタイヤパターンを開発することを可能にした。パターン付タイヤの流体/構造連成解析モデルの方法と解析結果から,トレッド上の詳細な流れを可視化した。本手法による結果を反映したトレッド付タイヤは,2000年からF1レーサに適用され,ラップタイムの向上の好成績を得ている。本稿はこれらを解説した。