文献

J-GLOBAL ID：201302287747922120   整理番号：13A0525417

500mlPETボトルの握りやすさ定量評価について

Usability Test for 500ml PET Bottles

著者 (1件)： 曽我智浩 (キリン パッケージング技研)
資料名： 包装技術  (JPI Journal)
巻： 51  号： 3  ページ： 260-264  発行年： 2013年03月01日 
JST資料番号： G0839A  ISSN： 0385-728X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： PETボトルの握りやすさについて,官能評価と手の把持圧分布計測結果から,握りやすい印象は把持感覚・接触感覚・重量感覚・素材柔軟性の4要因から構成されることが明らかになった。適正な把持圧については,PETボトルを握る薬指と中指の指先,中指中節の3カ所への把持圧が小さいほど身体的負担が減り,握りやすさが向上する。設計特性に関し,PETボトルの把持部の薬指部径を小さくしたくびれ構造が,握りやすさの感覚向上につながることが示された。

シソーラス用語： *PETボトル ,  *把持【操作】 ,  *評価 ,  官能検査 ,  感覚 ,  手指 ,  生体計測
準シソーラス用語： *定量的評価

分類 (2件)： 包装材料  (YH06030Q) ,  食品包装  (FJ02030B)

引用文献 (6件)：

• 1) 佐藤滋:人間感覚の計測と情報処理,把持感覚適合性評価を応用した工具グリップ形状の設計事例,計測と制御,Vol.16第2分冊 p.749-752(2002)
• 2) 勝浦哲夫,佐藤陽彦,栃原裕,横山真太郎:人間工学基準数値数式便覧,技報堂出版
• 3) 小川哲史,三原泉,湯川隆志,西澤剛:電気シェーバーの握り性の定量評価法,松下電工技法 Vol.52 No.3
• 4) 加藤象二郎,大久保堯夫:初学者のための生体機能の測り方,日本出版サービス
• 5) ユニバーサルデザイン研究会編:人間工学とユニバーサルデザイン,日本工業出版

タイトルに関連する用語 (1件)： 定量評価