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J-GLOBAL ID：201302287887084205   整理番号：13A0498273

視床下部室傍核の傷害を有するラットにおいてニューロペプチドYはその食欲促進効果を消失する

Neuropeptide Y Loses Its Orexigenic Effect in Rats with Lesions of the Hypothalamic Paraventricular Nucleus

著者 (8件)： WANG J. (Zhejiang Univ. City Coll., Hangzhou, CHN) ,  YUAN Z. (Zhejiang Univ. City Coll., Hangzhou, CHN) ,  DONG J. (Zhejiang Univ. City Coll., Hangzhou, CHN) ,  ZHANG D. (Zhejiang Univ. City Coll., Hangzhou, CHN) ,  USAMI T. (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  MURATA T. (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  NARITA K. (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  HIGUCHI T. (Univ. Fukui, Fukui, JPN)
資料名： Endocrine Research  (Endocrine Research)
巻： 38  号： 1  ページ： 8-14  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： T0302A  ISSN： 0743-5800  CODEN： ENRSE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 視床下部室傍核(PVN)の傷害により誘導される過食と肥満にニューロペプチドY(NPY)とグレリンが関わっているかどうかを明らかにするために本研究を行なった。偽手術した対照ラットとPVN傷害ラットにNPYを脳室内投与またはグレリンを腹腔内投与した。NPY投与後2時間とグレリン投与後4時間の累積摂食量を測定した。その結果,NPYは偽手術ラットの累積摂食量を有意に増加した。しかしながら,PVN傷害ラットにおいてはNYP投与後の累積摂食量はビヒクル投与と有意に違わなかった。グレリン投与後,累積摂食量は偽手術ラットよりPVN傷害ラットにおいて大きかった。これらの結果はPVN傷害により誘導される過食と肥満はNPYではなく,グレリンの食欲促進作用の増強と関係していることを示唆する。

シソーラス用語： *ニューロペプチドY ,  グレリン ,  過食 ,  肥満 ,  食欲 ,  *薬理作用 ,  室傍核 ,  *摂食 ,  ラット ,  視床下部 ,  内分泌腺 ,  分泌腺 ,  *動物行動 ,  ネズミ亜目
準シソーラス用語： 食欲促進効果

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  その他の脊椎動物ホルモン  (EB08070K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 視床下部室傍核 ,  傷害 ,  ラット ,  ニューロペプチドY ,  食欲 ,  促進