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J-GLOBAL ID：201302287987040639   整理番号：13A1569079

居住形態からみた女子学生の食意識と食行動

Dietary Consciousness and Habits of Female College Students in Relation to Living Style

著者 (9件)： 関千代子 (東京農大 応用生物科学) ,  池田昌代 (東京農大 応用生物科学) ,  柴崎知子 (東京農大 応用生物科学) ,  山口祐佳里 (東京農大 応用生物科学) ,  丸岡紗貴 (東京農大 応用生物科学) ,  丸山貴大 (東京農大 応用生物科学) ,  澤山茂 (東京農大 応用生物科学) ,  平澤マキ (千葉県保健医療大 健康科学) ,  君羅満 (東京農業大学短大)
資料名： 東京農業大学農学集報  (Journal of Agricultural Science, Tokyo University of Agriculture)
巻： 58  号： 2  ページ： 97-104  発行年： 2013年09月20日 
JST資料番号： G0291A  ISSN： 0375-9202  CODEN： TNDNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 居住形態別に食意識・食行動および食物摂取状況を把握するために,栄養士養成課程3年次学生を対象に,食意識と食行動に関する調査と料理単位法による食物摂取状況調査を実施した。居住形態により食事の調理担当者に違いがみられ,「家族と同居」群の場合は自分以外の家族が担当し,昼食も手作り弁当が多くなっていた。昼食に購入品が多い「一人暮らし」群に比べ,昼食においてほとんどの栄養素等摂取量が有意な高値を示し,また,1日当たりの摂取量も有意な高値を示した。1日当たり食品群別摂取量においても「家族と同居」群の方が,米類,いも類,縁黄色野菜類,その他野菜類,きのこ類,海藻類の摂取量が有意に多くなっていた。食事バランスガイドのサービング数でみると,「家族と同居」群でも摂りたい目安のサービング数に比べ主菜以外の摂取が少なく,「一人暮らし」群は,さらに少なくなっていた。「一人暮らし」群の中で食事の栄養バランスが取れていると思う者は15.4%で,「家族と同居」群に比べて低く,有意差が認められた。居住形態にかかわらず食事を改善したいという意欲はあるが,時間やお金の制約により改善できないということが明らかになった。したがって,望ましい食物摂取のためには内食に限らず,中食,外食を含めて,個々が実践できるよう食スキルの育成と食環境を整えていく必要があると考える。(著者抄録)

シソーラス用語： *学生 ,  女性 ,  *住環境 ,  食習慣 ,  栄養管理 ,  摂食 ,  栄養調査 ,  ライフスタイル ,  家族構成 ,  手引 ,  環境 ,  *意識
準シソーラス用語： *女子学生 ,  *食意識 ,  同居 ,  一人暮し ,  食事バランスガイド ,  食環境

分類 (1件)： 食品一般  (FJ01010Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 居住形態 ,  学生 ,  食意識 ,  食行動