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J-GLOBAL ID：201302288264787660   整理番号：13A0873571

分解油の分離のためのモデル炭化水素混合物からの芳香族化合物の液液平衡抽出

Liquid-liquid Equilibrium Extraction of Aromatic Compounds from Model Hydrocarbon Mixtures for Separation of Cracked Oils

著者 (3件)： HABAKI Hiroaki (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  YOSHIMURA Yoshihisa (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  EGASHIRA Ryuichi (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Solvent Extraction Research and Development, Japan  (Solvent Extraction Research and Development, Japan)
巻： 20  ページ： 169-174  発行年： 2013年04月26日 
JST資料番号： L3207A  ISSN： 1341-7215  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルカン,アルケン,単環,二環及び三環芳香族炭化水素から成る4種類のモデル炭化水素混合物を給油相,3溶媒(メタノール,フルフラール,スルホラン)を溶媒相として溶媒抽出による分解油の分離のための液液平衡抽出について調べた。給油相/溶媒相(1:1)を三角フラスコ中で48h振盪して分液漏斗で分離し,両相をガスクロマトグラフィーで分析して分配係数と分離選択性を求めた。芳香族成分はアルカン成分と比べて溶媒相に選択的に抽出され,スルホランは他の2溶媒より芳香族成分の分配係数が大きく,アルカン成分の分配係数が小さかった。スルホランは芳香族成分の回収のための効率的溶媒と考えられる。スルホランは三環芳香族成分の分配係数が二環及び単環芳香族成分より大きく,芳香族成分の分離も可能であった。

シソーラス用語： 分解油 ,  *液液抽出 ,  抽出平衡 ,  *芳香族炭化水素 ,  分配係数 ,  分離係数 ,  選択性 ,  スルホン ,  硫黄複素環化合物 ,  アルデヒド ,  酸素複素環化合物 ,  脂肪族アルコール

分類 (3件)： 抽出平衡,分配平衡  (CB03030H) ,  抽出  (CC01040H) ,  精製プロセス  (YF02050E)

物質索引 (3件)： スルホラン ,  フルフラール ,  メタノール

引用文献 (5件)：

• 1) H. Habaki, K. Miyazaki, and R. Egashira, J. Jpn. Pet. Inst., 55, 241-249 (2012).
• 2) G. H. Deal, H. D. Evans, E. D. Oliver and M. N. Papadopoulos, Petroleum Refiner, 38, 185-192 (1959).
• 3) Sequeria, P. B. Sherman, J. U. Douciere and E. 0. McBride, Hydrocarbon Processing, 58, 155-160 (1979).
• 4) R. Egashira and M. Nagai, J. Jpn. Pet. Inst., 43, 339-345 (2000).
• 5) A. Matsumura, Y. Kodera, T. Kondo, K. Ukegawa, H. Tanabe, S. Yoshida, Y. Mito, Shigen to Kankyo(J. of NIRE), 4, 43-47 (1995).

タイトルに関連する用語 (6件)： 分解油 ,  モデル ,  炭化水素 ,  混合物 ,  芳香族化合物 ,  液液平衡