抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
化学プラントの設備管理は,設計・製作及び保全がその中心的機能として構成されており,製品を安全に安定的に供給するためには,設備あるいはプラントの設計段階から廃棄に至るまでのライフサイクルの各段階で適切な対応を行うことが重要となる。保全段階でより重要となる維持規格(PCC:Post Construction Code)については,詳細仕様を規定する規格の整備が十分とは言えない状況にあり,設計・製作規格の規定を保全の段階でも準用し,評価,判定を行っているのが実情である。維持規格は検査,評価,補修・取り替えの三要素で構成され,この評価の部分を供用適性評価(FSS:Fitness-For-Service)と呼んでいる。国内では,1999年にAPI 579規格案をAPI事務局より石油連盟が入手しFFSの検討に着手した。2012年にPAJ/JPCA-FFS-S「圧力設備の供用適性評価基準」が発行された。この基準はAPI 579-1/ASME FFS-1(2007)をベースとしている。