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J-GLOBAL ID：201302288975881839   整理番号：13A1056555

瀬戸内海の新たな課題と取り組み-今後の展望-瀬戸内海の水環境

著者 (1件)： 柳哲雄 (九大 応用力学研)
資料名： 瀬戸内海  (Scientific Forum of the Seto Inland Sea)
号： 65  ページ： 9-12  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： L1038B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 瀬戸内海における水質問題を論じる際に「貧栄養化問題」が指摘されている。海が痩せてアサリ生息場の激減,ノリの色落ちなどの原因とされている。栄養塩類濃度と漁獲量との因果関係について時系列で考察を試みた。過去と現在における瀬戸内海の栄養塩類(TP,TN)循環の違いについて考察した。単に浄化するだけでなく沿岸域に人為的な手を加える里海創生の理念について言及した。

シソーラス用語： *瀬戸内海 ,  海洋汚濁 ,  *生物多様性 ,  生態系 ,  アサリ ,  生息場所 ,  生息環境 ,  *栄養塩類 ,  水循環 ,  海洋 ,  漁獲
準シソーラス用語： 水質浄化 ,  里海

分類 (2件)： 生態系  (EE01040P) ,  海洋汚濁  (SB02040B)

引用文献 (6件)：

• 1) Yamamoto,T. (2003) The Seto Inland Sea-eutrophic or oligotrophic ? Marine Pollution Bulletin, 47, 37-42.
• 2) Yanagi, T. and T. Tanaka (2013) Origins of Phosphorus and Nitrogen in the Seto Inland Sea, Japan, Reports of Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University, 144, 13-18.
• 3) 柳哲雄・石井大輔(2008)瀬戸内海の貧酸素水塊.柳編「瀬戸内海の海底環境」,恒星社厚生閣,77-88.
• 4) Yoon, J.-H. and I. Yasuda(1987)Dynamics of the Kuroshio Meander:Two Layer Model. J. Physical Oceanogr.,17(1), 66-81.
• 5)多田邦尚・藤原宗弘・本城凡夫(2010)瀬戸内海の水質環境と丿り養殖.分析化学,59, 945-955.

タイトルに関連する用語 (3件)： 瀬戸内海 ,  展望 ,  水環境