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J-GLOBAL ID:201302289262323590   整理番号:13A1299630

膜を用いた発酵化ブロスから乳酸桿菌属バクテリオシンの分離

Separation of lactobacilli bacteriocins from fermented broths using membranes
著者 (9件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 1252-1261  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: C0250B  ISSN: 1359-5113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高度に強く精製した乳酸桿菌属及び乳酸球菌のバクテリオシンを得るための現在の分離,単離及び精製技術は,化学的沈殿,分離に使用する溶媒及びクロマトグラフィー技術を含む。これらの方法は,難しく,費用がかかり,限定された規模適応性をもち,低いバクテリオシン収率(<20%)を提供する。これらの挑戦に取り組むために,分離方法として限外濾過及びナノ濾過の代替案が試験された。3つの期待されるバクテリオシン産生株,Lactobacillus casei NCIMB 11970,Lactobacillus plantarum NCIMB 8014及びLactobacillus lactis NCIMB 8586が,方法の適応性及び実現可能性を調べるために選択された。分離を促進するために,微生物は主として4kDa分子量までの栄養源を含む特に開発された低分子量培地(LMWM)で生育された。細菌細胞は,遠心により除かれた。清澄ブロスは4及び1kDaのMWCOを用いて濾過された。バクテリオシン活性は,感受性微生物の増殖に阻害作用をもつナイシンを用いた抗微生物活性試験で測定された。濾過を用いた回収収率は53と68%間の範囲で,高い回収遂行であった。3つの乳酸桿菌属全ての粗抽出物のバクテリオシン活性は,95と105IU ml<sup>-1</sup>間であった。基質が限外濾過膜(4kDa,MWCO)を用いて分離されたときに,それらの活性は145-150IU ml<sup>-1</sup>に増強され,44-53%全効力収率を達成した。36%までの収率の更なる増強はナノ濾過(1kDa,MWCO)膜を用いて得られ,活性は200IU ml<sup>-1</sup>まで増加した。濾過を用いた粗抽出物からバクテリオシンの分離は高回収収率を提供し,それの活性を最適化するのみならず商業的に可能な抗細菌薬としてのこれらの製剤化に向けての実際的な選択を表し,有効であることを見出された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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抗細菌薬の基礎研究  ,  抗生物質産生菌  ,  各種物理的手法 
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