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J-GLOBAL ID:201302289514659626   整理番号:13A1935490

商業的に利用可能なアルミニウムベース凝集剤と比較した高塩基度ポリアルミニウム凝集剤によるウイルス除去の改良

Improved virus removal by high-basicity polyaluminum coagulants compared to commercially available aluminum-based coagulants
著者 (6件):
資料名:
巻: 48  ページ: 375-386  発行年: 2014年01月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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pH6~8の河川水からF特異的RNAバクテリオファージを除去するためのポリ塩化アルミニウム(PACl)凝集剤の能力への塩基度,硫酸塩含有量とアルミニウム加水分解質種の効果を調べた。1.5から2.1へのPACl塩基度の増加と硫酸塩の不在によって,PAClのコロイド電荷密度の増加への,あるいは結果としての高いウイルス除去効率の両方へのPAClでのモノアルミニウム種の量が減少した(すなわち,ポリアルミニウムの全量とコロイド状アルミニウム種が増加した)。コロイド状アルミニウム含有量の高い非硫酸化高塩基度PACl(塩基度2.1~2.2)のPACl-2.1cで観察されたpH~8でのウイルス除去率はポリアルミニウム含有量の高い非硫酸化高塩基度のPACl(塩基度2.1~2.2)のPACl-2.1bで観察された値より大きかった。対照的に,極めて高い塩基度PACl(例えば,PACl-2.7ns,塩基度2.7)は混濁度とUV260吸収天然有機物を効果的に除去し,残留アルミニウム濃度が大きく低下したが,PACl-2.7nsによるウイルス除去率はpH8付近でPACl-2.1cより小さく,塩基度が2.1から2.7へ増加してPAClのコロイド電荷密度が低下したためとと考えられた。液体27Al NMR分析は,PACl-2.1cがPACl-2.1bあるいはPACl-2.7nsでは含まれないAl30種を含むことを示した。この結果は,Al30種が凝集プロセスでのウイルス除去に主な役割を演じることを示唆した。総合的に,コロイド状アルミニウムの含有量の高い,Al30種を含み,コロイド電荷密度の高いPACl-2.1cが,商業的に利用可能なPACl(塩基度1.5~1.8)を含む他のアルミニウムベース凝集剤,ミョウバンと調べた全てのpH(6-8)と凝集剤用量(0.54~5.4mg Al/L)でのPACl-2.7nsより効率的にウイルスを除去した(感染性ウイルスに対して>4log10)。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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用水の化学的処理 
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