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J-GLOBAL ID:201302289554672315   整理番号:13A1108443

イミダゾリウム-ベースの室温イオン液体でのリゾチームのリフォールディング:疎水性と硫黄残査の影響

Enhanced refolding of lysozyme with imidazolium-based room temperature ionic liquids: Effect of hydrophobicity and sulfur residue
著者 (4件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 1657-1662  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2575A  ISSN: 1674-7291  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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微生物中の組換蛋白質の発露は,頻繁に不溶性の凝集体,封入体(IBs)の生成につながる。従って,追加のin vitro蛋白質リフォールディングプロセスが,不活性IBsを,水溶性活性蛋白質に変換するのに必要となる。本研究は,硫黄残査とイミダゾリウムベースの室温イオン液体の疎水性(RTILs)が,最も一般的に用いられるフォールディング法であるバッチ希釈法中のモデル蛋白質としての,リゾチームのリフォールディングに及ぼす影響を研究した。リゾチームを,2~8まで変化するアルキル鎖の系統的変化を伴う,より短いアルキル鎖を持つ,より少ない疎水性のイミダゾリウムカチオン,[BF_4]-ベースRTILsを含む,リフォールディング緩衝液中で,リゾチームリフォールディングするのが効果的であった。従来のリフォールディング緩衝液に比較して,2倍高いリゾチームリフォールディング収率を持つ,1-エチル-3-メチルイミダゾリウムテトラフルオロボレイト([EMIM][BF_4])含有リフォールディング緩衝液を得た。リゾチームのりフォールディング収率は,1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムメチルスルファート([BMIM][MS])含有硫黄残査を用いる時には,2.5倍に,更に増加しれた。[BMIM][MS]中の硫黄残査は,4つの分子内ジスルフィド結合を持つ,リゾチームのリフォールディング収率を改善すると思われる。リゾチームの希釈ベースリフォールディングに対し,リフォールディング緩衝液のRTILsの最適濃度は,それぞれ,1.0[MEMIM][BF_4]と0.5M[BMIM][MS]である事がわかった。RTILsを有するリゾチームの,希釈ベースのリフォールディング用の最適な温度は,4°Cであった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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