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J-GLOBAL ID：201302289580935510   整理番号：13A1588341

南極海の海氷上部における高濃度ブロモホルムと大気への放出

著者 (8件)： 野村大樹 (北大 低温科研) ,  野村大樹 (日本学術振興会) ,  野村大樹 (ノルウェー極地研) ,  大木淳之 (北大 大学院) ,  DIECKMANN G. S. (アルフレッド・ウェゲナー極地海洋研) ,  DAMM E. (アルフレッド・ウェゲナー極地海洋研) ,  MEINERS K. (オーストラリア南極局) ,  田村岳史 (極地研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2013  号： 秋季  ページ： 113  発行年： 2013年08月30日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,南極海の海氷から大気へのブロモホルム放出の定量評価と,その変動要因を明らかにすることを目的とした。2012年9-11月に東南極海氷域において氷上現場観測を実施した。積雪,海氷,海水のブロモホルム濃度の鉛直分布より,積雪底部および海氷上部において,高濃度のブロモホルムが検出された。海氷-大気間のブロモホルムフラックスは平均値2.4nmol CHBr3m-2day-1となった。フラックスは,チャンバーを設置した際の表面のブロモホルム濃度に大きく依存することが分かった。本研究結果は,海氷域における海氷表面から大気へのブロモホルム放出の重要性を示唆している。(著者抄録)

シソーラス用語： 南極海 ,  大気海洋間相互作用 ,  海氷 ,  揮発性有機化合物 ,  *植物プランクトン ,  濃度測定 ,  鉛直分布 ,  成因 ,  *海洋大気 ,  脂肪族臭素化合物 ,  トリハロメタン ,  チャンバー法 ,  生物起源 ,  オゾン層破壊物質
準シソーラス用語： オゾン減少物質

分類 (3件)： 対流圏・成層圏の地球化学  (DD01020P) ,  生態系  (EE01040P) ,  気圏環境汚染  (SB03020M)

物質索引 (1件)： ブロモホルム

タイトルに関連する用語 (6件)： 南極海 ,  海氷 ,  高濃度 ,  ブロモホルム ,  大気 ,  放出