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J-GLOBAL ID：201302290011285891   整理番号：13A0054797

三価金属イオンをもつ多糖類ゲルにおける光収縮

Photoshrinkage in Polysaccharide Gels with Trivalent Metal Ions.

著者 (7件)： OKAJIMA Maiko K. (Japan Advanced Inst. of Sci. and Technol., Ishikawa, JPN) ,  NGUYEN Quyen Thi le (Japan Advanced Inst. of Sci. and Technol., Ishikawa, JPN) ,  TATEYAMA Seiji (Japan Advanced Inst. of Sci. and Technol., Ishikawa, JPN) ,  MASUYAMA Hideaki (Japan Advanced Inst. of Sci. and Technol., Ishikawa, JPN) ,  TANAKA Takumi (Daito Kasei Kogyo Co. Ltd., Osaka, JPN) ,  MITSUMATA Tetsu (Yamagata Univ., Yonezawa, JPN) ,  KANEKO Tatsuo (Japan Advanced Inst. of Sci. and Technol., Ishikawa, JPN)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 13  号： 12  ページ： 4158-4163  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 巨大アニオン性多糖類”サクラン”は,ヘキソースとともに6-デオキシヘキソース,ペントース,ウロン酸から成るが,紫外光照射に応答して疎水化と不溶化現象を示した。サクラン溶液は混濁し,光照射によってミクロ粒子が形成された。この光化学反応を可視化するために,金属カチオンによって架橋されたアニオン性多糖類が用いられた。結果として,三価金属イオンをもつサクランゲルが,光照射エネルギーに依存して収縮したことを観察した。対照的に,比較として用いられたアルギン酸ゲルは収縮する代わりに分解した。サクランゲルのこの収縮は,光脱カルボキシル化に基づくウロン酸の疎水化に起因するかも知れない。サクラン-金属イオンゲルが効果的な光応答性ゲルとして機能し得ることを提唱する。

シソーラス用語： *多糖類 ,  *ゲル ,  糖硫酸 ,  紫外線照射 ,  疎水性 ,  不溶化 ,  微粒子 ,  クロオコックス目 ,  アルギン酸 ,  脱炭酸反応 ,  炭水化物 ,  ユウロピウム化合物 ,  金属イオン ,  粒径 ,  *応答 ,  ウロン酸 ,  *サクラン ,  スイゼンジノリ ,  ユウロピウムイオン ,  微生物 ,  植物 ,  隠花植物
準シソーラス用語： アルギン酸ゲル ,  ミクロ粒子 ,  *光応答 ,  紫外光照射 ,  脱カルボキシル化

分類 (2件)： 糖質・糖鎖一般  (EB06010I) ,  その他の高分子の反応  (CG03040H)

タイトルに関連する用語 (4件)： イオン ,  多糖類 ,  ゲル ,  収縮