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J-GLOBAL ID：201302290093526840   整理番号：13A1568468

ガラスからのゼオライト合成

Synthesis of Zeolite from Glass

著者 (6件)： 辻口雅人 (シャープ(株)) ,  小橋正 (シャープ(株)) ,  神原潤二 (シャープ(株)) ,  内海康彦 (シャープ(株)) ,  柿森伸明 (シャープ(株)) ,  中平敦 (大阪府立大学工学部)
資料名： 材料  (Journal of the Society of Materials Science, Japan)
巻： 62  号： 6  ページ： 357-361 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： F0385A  ISSN： 0514-5163  CODEN： ZARYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 今後,液晶テレビ用ガラス基板の排出量は急増すると予測され,その再資源化は重要な課題となっている。本研究では,ガラス基板に使用されているアルミノホウケイ酸ガラスを原料とし,水熱法によりゼオライトを合成する方法について検討した。ガラス粉末のみを原料とした423Kにおける水熱処理により,ガラスの溶出が進み,GIS型ゼオライトとANA型ゼオライトが生成した。Si/Al比5.0~7.5,423K,172.8ksの水熱合成により,正方晶GIS型ゼオライトが生成した。Si/Al比が10.0の場合,NaOH濃度が0.2MではANA型ゼオライト,1.0MではGIS型ゼオライトが生成した。

シソーラス用語： *ゼオライト ,  化学合成 ,  多孔質体 ,  *リサイクル ,  廃棄物処理 ,  液晶ディスプレイ ,  電気装置部品 ,  資源再生 ,  ホウケイ酸ガラス ,  アルミノケイ酸ガラス ,  *水熱合成 ,  溶出 ,  反応生成物 ,  相組成 ,  *細孔構造 ,  合成ゼオライト ,  結晶構造 ,  モル比 ,  水酸化ナトリウム ,  濃度依存性 ,  X線回折分析 ,  電子顕微鏡観察 ,  粒度分布 ,  粒径 ,  ゼオライト合成 ,  *ガラス基板 ,  走査電子顕微鏡法 ,  *利用 ,  *再利用

分類 (1件)： 吸着剤  (YB03000W)

引用文献 (13件)：

• 1) M. Tsujiguchi and H. Doi, “Rare metal recovery and recycling in consumer-electronics production”, Haikibutsu- Shigenjunkan-Gakkaishi, Vol.20, No.2, pp.77-84 (2009).
• 2) H. Koyama and R. Nakazawa, “The present situation and challenge of recycling of glass from the flat panel display”, Ceramics Japan, Vol.47, No.2, pp.81-85 (2012).
• 3) M. Yamane, I. Yasui, M. Wada, Y. Kokubu, R. Terai, K. Kondo and S. Ogawa, “Glass kougaku handbook”, pp.502-508 (2010) Asakura Shoten.
• 4) Y. Nishikawa, N. Murayama, H. Yamamoto, J. Shibata and K. Ogawa, “Hydrothermal synthesis of zeolite from coal fly ash by using NaOH/Na2CO3 solution”, Shigen-to-Sozai, Vol.115, pp.971-976 (1999).
• 5) C. F. Lin and H. C. His, “Resource recovery of waste fly ash : synthesis of zeolite-like materials”, Environmental Science and Technology, Vol.29, No.4, pp.1109-1117 (2009).

タイトルに関連する用語 (2件)： ガラス ,  ゼオライト合成