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J-GLOBAL ID:201302290151948629   整理番号:13A0513007

保冷容器の開発におけるLCAの活用

著者 (5件):
資料名:
号: 20  ページ: 29-33  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: S0028B  ISSN: 1882-4250  CODEN: HSGKBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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食品の輸送・保存には発泡スチロール容器(EPS容器)が主に使われているが,2~3回で使い捨てされていることが多い。現在,我々が開発中の食品保冷容器(新容器)は200回程度再利用が可能であり,温室効果ガス排出量や廃棄物量などの環境負荷の大幅な低減が見込まれる。この新容器による循環利用システムを確立するため,本研究では実際に容器を使った実証試験を実施し,現在食品の輸送・保存に主として使用されているEPS容器との保冷性能,作業性を比較するとともに,新容器導入における環境影響をLCAにより評価した。その結果,新容器で想定している200回使用で比較すると,CO2排出量はEPS容器の1回使用と比べると1/30以下,3回使用と比べると1/10以下になることが示された。また,廃棄物量はEPS容器の1回使用と比べると1/10以下,3回使用と比べると1/4以下になることが示された。これを基に今後は事業化に向けた取り組みを進め,最適な容器製造及び利用システムの構築を目指すことにしている。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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食品包装  ,  環境問題  ,  食品の冷凍・冷蔵 
引用文献 (9件):
  • [1] 環境省リサイクル推進室.事業系容器包装等廃棄 物の流通・処理の実態調査について.2005;p.1-4.
  • [2] 山本竜治,砂田和博,阿部亨,山崎均,西村和之. 第6回日本LCA学会研究発表会講演要旨集.保冷容器の開発におけるLCAの活用.2011;p.300-301.
  • [3] 山本竜治,砂田和博,阿部亨,山崎均,西村和之. 第7回日本LCA学会研究発表会講演要旨集.保冷容器の開発におけるLCAの活用(その2).2012; p.314-315.
  • [4] 塩ビ工業・環境協会.塩ビ樹脂・塩ビ製品製造時のLCI. http://www.vec.gr.jp/kankyo/kankyol_1.htm1, (参照2011-2-24).
  • [5] 社団法人プラスチック処理促進協会.樹脂加工におけるインベントリデータ調査報告書一汎用樹脂し加工製品を中心として一.2000;p.66-68.
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