文献
J-GLOBAL ID:201302290360635654   整理番号:13A1719758

生物活性化合物の持続的な源としてのブドウ絞り粕:フェノール類の抽出,特徴及び生物工学的適用

Grape Pomace as a Sustainable Source of Bioactive Compounds: Extraction, Characterization, and Biotechnological Applications of Phenolics
著者 (3件):
資料名:
巻: 61  号: 38  ページ: 8987-9003  発行年: 2013年09月25日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ブドウ絞り粕(GP)は天然抗酸化物質及び健康促進物質としての有用性が注目されることから,本総説ではGPからのポリフェノール類の抽出法,精製法及び測定法を比較し,その利用についてもまとめた。抽出法として,固液抽出(SLE)法では抽出溶媒がエタノール/水含有混合溶媒が望ましく,一段階抽出には超音波処理により回収率が向上する。超臨界液体抽出(SFE)法では超臨界炭酸ガスが用いられ,モディファイアーとしてメタノールが使用され,非極性化合物の抽出に有用である。高速溶媒抽出(ASE)法は抽出が迅速で回収率も良く,高温で抽出が増加し,フェノール類の抽出には水が有利である。その他の抽出法には,酵素処理法,高圧放電(HVED)法及びパルス通電加熱(POH)法があるが,コストと簡便性を考慮すべきである。総フェノール類のフォリン-チオカルト法による定量は抗酸化活性との関連性で使用される。抗酸化活性の測定には電子又はラジカルを捕集する方法と脂質過酸化の測定法との組み合わせが良い。フェノール類の同定及び定量にはHPLC-DAD,HPLC-MSが一般的であるが,MS/MS或いはESI-FTICR-MSも有用である。生物工学的利用としては,抗菌効果として広範な細菌特にグラム陽性菌へ静菌効果が認められ,抗酸化ダイエタリーファイバー及び飼料への応用が考えられている。GPポリフェノール類に関する技術面では簡便な抽出と無害な溶媒の使用,並びに更なる生理学的活性研究が必要である。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の化学・栄養価  ,  抽出 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る