文献
J-GLOBAL ID:201302290590600850   整理番号:13A0638878

光誘発性網膜症ラットモデルにおけるブルーベリーの豊富な食餌による予防的な神経保護

Prophylactic neuroprotection by blueberry-enriched diet in a rat model of light-induced retinopathy
著者 (5件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 647-655  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アントシアニンの役割は,視力の健康において物議をかもしている。本研究では光誘発性網膜症ラットモデルにおいて神経保護としてのブルーベリーの豊富な食餌の影響を調べる。38匹のアルビノ種のウィスターラットと25匹の有色種のブラウンノルウェーラットに長期(7週間)と短期(2週間)の介入で強化ブルーベリージュース(1ml;2.8mgのシアニジン3-グルコシド等量)または非アントシアンニンのブルーベリーフェノール,すなわちクロロゲン酸が豊富に含まれているプラセボ溶液(7週間)を給餌後に,強い光(1.8×104lux)に2時間曝露した。網膜の健康状態については,網膜電位図応答をNaka-Rushton方程式で補正することで測定した。光誘発による網膜損傷はプラセボ群で重篤であり,網膜電位図の最大振幅がウィスターラットおよびブラウンノルウェーラットの両方で著しく減少していた。網膜電位図の最大振幅は,7週間もしくは2週間ブルーベリージュースを与えたウィスターラットにおいて光傷害から著しく保護され,この両群間に有意差は認められなかった。ブラウンノルウェーラット群における同じ食餌介入では,網膜が保護されなかった。網膜切片の組織学的検査では網膜電位図の結果が確認され,ブルーベリーを与えたウィスターラットでは網膜の外顆粒層に保護が見られたが,一方ですべてのプラセボ飼育ラットとブルーベリー飼育のブラウンノルウェーラットで上半網膜に集中して網膜損傷の証拠が見られた。この特定のモデルにおけるアントシアニンの神経保護の可能性は,ロドプシン/光伝達の相互作用の観点からと抗酸化能力の観点とで議論されている。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果実とその加工品  ,  眼の基礎医学 

前のページに戻る