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J-GLOBAL ID：201302290901718663   整理番号：13A1484659

非定常熱解析による不凍水の熱的影響評価

Effect evaluation of unfrozen water on heat transfer with the nonsteady heat conduction analysis

著者 (3件)： 松岡啓次 (精研) ,  上田保司 (精研) ,  隅谷大作 (精研)
資料名： 雪氷  (Journal of the Japanese Society of Snow and Ice)
巻： 75  号： 5  ページ： 263-273  発行年： 2013年09月15日 
JST資料番号： G0017A  ISSN： 0373-1006  CODEN： SPYOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地盤が凍結する場合,氷点温度以下になっても不凍水があるため,一部の間隙水が凍結しない場合がある。地盤凍結工法では,地盤の温度降下や凍結速度をより正確に把握する必要があるため,不凍水を考慮した熱解析が必要となっている。本論文では,不凍水を考慮した差分式による二次元非定常熱伝導解析法と不凍水量の推定式を提案する。これら一連の解析法の精度を検証するため,室内で凍結および解凍実験を行った。試料土は粘土と砂を用い,間隙水は真水と塩分含有水とした。実験結果と本解析法による解析値との比較を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *凍結工法 ,  *水 ,  間隙水 ,  流量 ,  *凍土 ,  屋内試験 ,  非定常熱伝導 ,  数値解析 ,  凍結 ,  融解 ,  計算機シミュレーション
準シソーラス用語： 室内実験 ,  熱解析 ,  熱伝導解析 ,  熱流量 ,  *不凍水

分類 (1件)： 地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

引用文献 (6件)：

• ANDERSON, D. The unfrozen water content and the apparent heat capacity in frozen soils. Proc.2nd Intl.Conf.Permafrost,Yakutsk. 1973
• 藤井哲. 伝熱工学の進展. 1976, 3, 111-209
• 伊豆田久雄. 凍土中の不凍水分量特性とその凍土曲げ強度への影響. 材料. 2007, 56, 1, 74-81
• 伊豆田久雄. 飽和土の熱伝導率と容積含氷(水)率との関係. 土木学会37回年次学術講演会. 1982
• SMITH, M. Measurement of unfrozen water content of soils. Proc.5th Intl.Conf.Permafrost,Tromdheim. 1988, 473-477

タイトルに関連する用語 (5件)： 非定常 ,  熱解析 ,  不凍水 ,  熱的影響 ,  評価