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J-GLOBAL ID：201302291534235428   整理番号：13A1931473

ルーマニア産の3種のネギ属植物の化学成分

Chemical Constituents of Three Allium Species from Romania

著者 (4件)： VLASE Laurian (“Iuliu Hatieganu” Univ. Medicine and Pharmacy, Cluj-Napoca, ROM) ,  PARVU Marcel (“Babes-Bolyai” Univ., Cluj-Napoca, ROM) ,  PARVU Elena Alina (“Iuliu Hatieganu” Univ. Medicine and Pharmacy, Cluj-Napoca, ROM) ,  TOIU Anca (“Iuliu Hatieganu” Univ. Medicine and Pharmacy, Cluj-Napoca, ROM)
資料名： Molecules (Web)  (Molecules (Web))
巻： 18  号： 1  ページ： 114-127 (WEB ONLY)  発行年： 2013年01月 
JST資料番号： U7014A  ISSN： 1420-3049  CODEN： MOLEFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究の目的は,Allium obliquum L.,A.senescens L.subsp.montanum(Fries)Holub,およびA.schoenoprasum L.subsp.schoenoprasumの化学組成を研究することであった。硫黄含有化合物の分析を,HPLC-UV-MS法を通したポリフェノール化合物のLC-MS法,同定および定量により行い,5種のステロールの存在をHPLC-MS-MSにより同時評価した。アリインはA.obliquumおよびA.senescens subsp.montanum抽出物中でも同定された一方で,アリシンはA.schoenoprasumおよびA.obliquumにおいて高含量を伴い全抽出物中に存在していた。フェノールカルボン酸のパターンは,全種中のp-クマル酸およびフェルラ酸の存在を示していた。イソクエルシトリンは,A.obliquumおよびA.schoenoprasum中で,そしてルチンはA.senescens subsp.montanumおよびA.schoenoprasumで同定された。ルテオリンおよびアピゲニンはA.obliquumのみで同定された。3種はすべて,ケンペロールおよびクエルセトールの配糖体を含んでいた。β-シトステロールおよびカンペステロールは,全種において同定された。得られた結果は,3種のネギ属組成物において有意差を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ルーマニア ,  *ネギ属 ,  生体成分分析 ,  *多価フェノール ,  化学組成 ,  配糖体 ,  *HPLC-MS分析 ,  同時定量 ,  *植物ステロール ,  フェノール類 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  酸素複素環化合物 ,  フラボノイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン ,  フラノシド ,  グルコシド ,  ステロール ,  脂環式アルコール ,  第二アルコール ,  フェノールエーテル
準シソーラス用語： Allium montanum ,  Allium schoenoprasum ,  Allium senescens ,  Allium obliquum ,  HPLC-UV-MS

分類 (2件)： グリコシド,配糖体  (CF10057O) ,  生体物質一般  (EB02010G)

物質索引 (8件)： p-クマル酸 ,  アピゲニン ,  アリイン ,  アリシン【植物成分】 ,  イソクエルシトリン ,  カンペステロール ,  フェルラ酸 ,  ルテオリン

タイトルに関連する用語 (4件)： ルーマニア ,  ネギ属 ,  植物 ,  化学成分