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J-GLOBAL ID：201302291988845077   整理番号：13A1656625

負の電位揺動を持つイオン音波衝撃波 シースの物理との関連性

Ion Acoustic Shocks with a Negative Potential Fluctuation-Relation to Sheath Physics-

著者 (3件)： 市來龍大 (大分大) ,  金澤誠司 (大分大) ,  河合良信 (九大)
資料名： 電気学会プラズマ研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PST-13  号： 86-103  ページ： 25-28  発行年： 2013年09月05日 
JST資料番号： Z0951A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： イオン音波衝撃波と負イオンプラズマ中のシースとの関連性の考察及びダブルプラズマ装置を用いた衝撃波予備実験の結果を述べた。プラズマ装置を用いた実験では負イオンが存在する場合に限り,負の密度勾配が衝撃波面に発展し,負のイオン音波衝撃波と思われる振動構造が形成されれることが分かった。このプラズマの負イオン濃度を線形イオン音波の伝搬速度から見積もるとr(n_-/n₊)=0.3となった。この値は理論値の0.4と良く一致した。これから負の振動構造を負のイオン音波衝撃波と考えた。

シソーラス用語： *イオン音波 ,  *衝撃波 ,  プラズマさや ,  イオン密度 ,  速度 ,  プラズマ密度 ,  プラズマ装置 ,  アルゴン
準シソーラス用語： 伝搬速度 ,  電位ゆらぎ ,  負イオン密度 ,  密度ゆらぎ ,  大気圧プラズマ

分類 (1件)： プラズマ波,プラズマ不安定性  (BJ02050T)

引用文献 (10件)：

• R. J. Taylor et al., Phys. Rev. Lett. 24, 206 (1970).
• G. O. Ludwig et al., Phys. Rev. Lett. 52, 275 (1984).
• Y. Nakamura, Proc. 2000 Int. Conf. Plasma Phys., Vol. 2, p. 396 (2000).
• F. F. Chen, Introduction to Plasma Physics and Controlled Fusion, Plenum Press, 1984 , Chap. 8.
• K. Koga and Y. Kawai, Jpn. J. Appl. Phys. 38,1553 (1999).

タイトルに関連する用語 (6件)： 電位揺動 ,  イオン音波 ,  衝撃波 ,  シース ,  物理 ,  関連性