抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水素化脱硫(HDS)使用済み触媒は石油精製産業からの有害な固体廃棄物であり,かなりの量の有用な金属を含んでいる。本研究においては,使用済みNi-Mo触媒からのNiの除去を調べた。AlとMoからのNiの選択抽出を評価するために,エチレンジアミン四酢酸(EDTA)浸出を通常およびマイクロ波支援法を用いて実施し,硫酸(H
2SO
4)性能と比較した。ニトリロ三酢酸(NTA)溶液によるマイクロ波支援浸出も実施した。結果が,通常の加熱を用いたEDTA浸出は,時間と濃度を増加させた時でも非常に限定されたNi抽出を持つ。マイクロ波支援プロセスを適用した時,最適条件(各60sの4加熱サイクル,0.1M EDTA,pH10.8,およびS/L=50g/L)においてNi溶解は80%に達した。この値でさえも0.8MH
2SO
4で得た結果(≧90%)よりも低く,AlおよびMo両方の抽出は顕著に低く,より選択的な抽出をもたらした。NTAによるNi浸出は,MoとAl抽出が低減するが,EDTAほど効率的ではなかった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.