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J-GLOBAL ID：201302294011614564   整理番号：13A0013476

一般車両の走行時動的応答を利用した舗装路面の簡易状態評価システムの開発

DEVELOPMENT OF A SIMPLE PAVEMENT DIAGNOSTIC SYSTEM USING DYNAMIC RESPONSES OF AN ORDINARY VEHICLE

著者 (6件)： 朝川皓之 (国際石油開発帝石株式会社) ,  長山智則 (東京大学 大学院工学系研究科社会基盤学専攻) ,  藤野陽三 (東京大学 大学院工学系研究科社会基盤学専攻) ,  西川貴文 (長崎大学 大学院工学研究科システム科学部門) ,  秋本隆 (ニチレキ株式会社) ,  和泉公比古 (首都高速道路株式会社)
資料名： 土木学会論文集 E1(舗装工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. E1 (Pavement Engineering) (Web))
巻： 68  号： 1  ページ： 20-31 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0106B  ISSN： 2185-6559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,定量的かつ高頻度な路面モニタリングを可能とするVehicle Intelligent Monitoring System(VIMS)を開発した.VIMSは,車両を定速走行させた際の動的応答から路面のラフネスをInternational Roughness Index(IRI)に換算して推定するシステムである.初めに計測・収録システムを開発し,車両応答の再現性を確認した.その上で,車両の鉛直加速度からIRIを推定する手法を提案し,その精度を路面性状検査車と比較することで検証した.また,計測車両や走行速度が異なる場合の推定結果のキャリブレーション手法を提案し,その有効性を検証した.最後に実道路におけるモニタリングへの適用を通してシステムの有用性を確認した.(著者抄録)

シソーラス用語： 路面 ,  *振動応答 ,  *状態推定 ,  予測モデル ,  舗装道路 ,  監視装置 ,  特用車 ,  計測システム ,  表面粗さ ,  加速度 ,  走行速度 ,  性能指数 ,  キャリブレーション ,  実証実験 ,  異常診断 ,  *路面特性
準シソーラス用語： IRI【路面】 ,  鉛直加速度 ,  路面測定車

分類 (2件)： 舗装一般  (RC04010K) ,  道路の維持修繕  (RC08050E)

引用文献 (22件)：

• 1) 山之口浩:環境保護に役立つ舗装技術(1),道路建設,No. 547,pp. 48-49,1993.
• 2) 秋本隆,姫野賢治,川村彰,福原敏彦:舗装路面の絶対プロファイルデータ収集システムの開発,土木学会論文集,No. 606/V-41,pp. 13-20, 1998.
• 3) Fawcett, G. A., Bennett, C. R. and Ollerenshaw, D. G. : Flexible low-cost data capture technology for road networks, 4th International Conference on Road and Airfield Pavement Technology, Yunnan, China, 2002.
• 4) 福原敏彦,亀山修一,佐藤壽芳:IRIを用いた廉価な道路維持管理手法の為の測定器開発,第27回日本道路会議, 2007.
• 5) ASTM : Standard guide for classification of automated pavement condition survey equipment, Standard No. E1656-06.

タイトルに関連する用語 (5件)： 動的応答 ,  舗装路面 ,  簡易 ,  状態評価 ,  開発