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J-GLOBAL ID：201302294601954050   整理番号：13A1143364

哺乳類細胞における植物オルターナティブオキシダーゼ機能の工学的処理 QDTに対するモチーフ様配列ENVの置換はHeLa細胞で発現されたArum concinnatum AOX1a発現の触媒活性を減少させる

Engineering Plant Alternative Oxidase Function in Mammalian Cells: Substitution of the Motif-like Sequence ENV for QDT Diminishes Catalytic Activity of Arum concinnatum AOX1a Expressed in HeLa Cells

著者 (2件)： KAKIZAKI Yusuke (Iwate Univ., The United Graduate School of Agricultural Sciences, 3-18-8 Ueda, 020-8550, Morioka, Iwate, JPN) ,  ITO Kikukatsu (Iwate Univ., Cryobiofrontier Res. Center, Fac. of Agriculture, 3-18-8 Ueda, 020-8550, Morioka, Iwate, JPN)
資料名： Applied Biochemistry and Biotechnology. Part A. Enzyme Engineering and Biotechnology  (Applied Biochemistry and Biotechnology. Part A. Enzyme Engineering and Biotechnology)
巻： 170  号： 5  ページ： 1229-1240  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： E0344C  ISSN： 0273-2289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オルターナティブオキシダーゼ(AOX)は,高等植物におけるミトコンドリア呼吸鎖の成分である非プロトン輸送性quinol-oxygenオキシドレダクターゼである。本研究では,HeLa細胞におけるArum concinnatum AOXアイソフォーム,すなわち,AcoAOX1aおよびAcoAOX1bとその人工突然変異体の触媒活性および制御行動を特性化した。QDTに対するAcoAOX1aのC末端半分におけるモチーフ様配列ENVの置換はその活性を減少させることを示し,HeLa細胞におけるAcoAOX1bの固有の不活性は少なくとも部分的にそのQDTモチーフに帰せられることを提案した。さらに,AcoAOX1aの親水性N末端伸張におけるF130Lの導入は,ピルビン酸の存在において大きな活性を生ずることを示した。N末端伸張の機能的意味は,通常の調節性システインに特別なものではないことをこの結果が示した。これらの知見に基づいて,HeLa細胞におけるAOXの構造完全性およびこの酵素の機能解析に対する哺乳類細胞の応用性への新しい洞察について論議した。Copyright 2013 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *細胞 ,  哺乳類 ,  植物 ,  代替案 ,  *オキシダーゼ ,  *HeLa細胞 ,  *サトイモ科 ,  触媒活性 ,  形態 ,  突然変異体 ,  末端基 ,  親水性 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン ,  脂肪族ケトン ,  ケト酸
準シソーラス用語： Arum ,  *Arum concinnatum ,  C末端 ,  N末端 ,  アイソフォーム ,  オルターナティブ ,  *哺乳類細胞

分類 (4件)： 細胞学一般  (EF01000A) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  酵素生理  (EH02020J) ,  触媒反応一般  (CB06080F)

物質索引 (2件)： システイン ,  ピルビン酸

タイトルに関連する用語 (9件)： 哺乳類細胞 ,  植物 ,  工学 ,  モチーフ ,  置換 ,  HeLa細胞 ,  発現 ,  Arum ,  触媒活性