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J-GLOBAL ID：201302296126129018   整理番号：13A1268878

疼痛の認知と情動による制御と慢性疼痛におけるその破壊

Cognitive and emotional control of pain and its disruption in chronic pain

著者 (3件)： BUSHNELL M. Catherine (National Inst. Health, Maryland, USA) ,  CEKO Marta (National Inst. Health, Maryland, USA) ,  LOW Lucie A. (National Inst. Health, Maryland, USA)
資料名： Nature Reviews. Neuroscience  (Nature Reviews. Neuroscience)
巻： 14  号： 7  ページ： 502-511  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： W1331A  ISSN： 1471-003X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現代社会では多くの人々が疼痛に悩まされ,その人口は増加している。本稿では,以下の項目で,認知と情動による疼痛の修飾の神経基盤を解説し,慢性疼痛による脳回路の変化によって慢性疼痛の制御が困難になる事を示唆する証拠について考察した。1)疼痛の経験に関与する脳領域,2)注意と情動は疼痛に異なる影響を及ぼす,3)慢性疼痛の疼痛の修飾への効果。3)は,慢性疼痛における疼痛修飾系の構造変化,疼痛の認知と情動による修飾の神経化学的基礎,慢性疼痛患者で内因性の疼痛修飾系の破壊が認知と情動による疼痛の修飾を変えるという証拠,慢性疼痛患者における変化した疼痛修飾回路の消失の可能性,などの項目について解説した。

シソーラス用語： *疼痛 ,  治療法 ,  *情動 ,  認識 ,  疼痛管理 ,  ヒト ,  痛覚 ,  *脳 ,  神経経路 ,  注意
準シソーラス用語： *慢性疼痛 ,  疼痛治療

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 疼痛 ,  認知 ,  情動 ,  慢性疼痛 ,  破壊