抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者等はこれまで金属材料を出発材料とした腐食合成法によって様々な酸化物・水酸化物を合成してきた。本研究においては,この簡便な技術を利用してコバルトスピネル(CoAl
2O
4)の合成を行なった。コバルト粉末,無水塩化アルミニウムを出発材料とし,溶媒としてのエタノール,pH調整剤としてのアンモニア水および加水分解のためのイオン交換水を用いて合成(溶解・撹拌・沈殿・ろ過・乾燥・粉砕・焼成)した。得た粉末について,結晶構造解析,粒度分布測定,微細構造観察を実施した。この結果,腐食合成法によってCoAl
2O
4が合成できることを明らかにした。ただし,その最終処理として873K以上での焼成が必要なことも示した。