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J-GLOBAL ID:201302296319895052   整理番号:13A0875238

癌関連後成的機構の小分子モジュレーター

Small-molecular modulators of cancer-associated epigenetic mechanisms
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 873-896  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: W2331A  ISSN: 1742-206X  CODEN: MBOIBW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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近時,後成的機構については癌と後成的異常調節との関係も明らかにされており生物学的に重要な事項である。本総説においてはDNAメチル化およびヒストン修飾に関連する後成的機構を調節する小分子に注目して考察した。DNA修飾について,DNAのシトシンの5-位における修飾機構を示し,DNAメチルトランスフェラーゼ(DNMTs)とその阻害剤8種の構造と機能を示した。ヒストンアセチル化においては,ヒストンデアセチラーゼ(HDACs),その阻害剤7種の構造と機能を示し,更に,ヒストンメチル化におけるヒストンのリジン残基のメチル化と脱メチル化の機構を示した。また,ヒストンリジンメチルトランスフェラーゼ(KMTs)に関し,13種のKMT阻害剤について構造を示し,機能を考察した。ヒストンリジンデメチラーゼ(KDMs)についても言及し,リジン特異的デメチラーゼ1(LSD1) の阻害剤9種の構造と機能を示した。Jumonjiドメイン含有(JMJD)蛋白質ヒストンデメチラーゼ(JHDMs)の阻害剤11種について構造と機能を示し,ヒストンアルギニンメチル化と蛋白質アルギニンメチルトランスフェラーゼ阻害剤(PRMTs)についても構造と機能を詳説した。本総説においては後成的機構の小分子による阻害を主として癌治療の観点から検討,考察したが,後成的機構は癌以外にも関係しており,本総説で検討した小分子修飾剤も癌以外の疾病治療との関連の可能性があると推定できる。
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分類 (2件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  基礎腫よう学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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