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J-GLOBAL ID:201302296377787642   整理番号:13A1871947

クルクミンはNRF2依存性機構を介して無機亜ヒ酸塩が誘導する急性細胞毒性からヒトケラチン細胞を保護する

Curcumin Protects Human Keratinocytes against Inorganic Arsenite-Induced Acute Cytotoxicity through an NRF2-Dependent Mechanism
著者 (13件):
資料名:
巻: 2013  号:ページ: 412576,1-11  発行年: 2013年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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無機砒素に対するヒト曝露は,角化症及び皮膚癌を含む種々の皮膚の障害をもたらす。クルクミンは,さまざまな細胞及び組織において顕著な抗酸化活性を誘導することが証明されている。本研究は,核因子赤血球2-関連因子2(NRF2)の強力な活性化因子としてのクルクミンの同定を目的とし,ヒトケラチン細胞におけるその無機亜砒酸塩(iAs3+)誘導細胞毒性に対する保護効果を示した。クルクミンがNRF2蛋白質の核蓄積をもたらし,濃度及び時間依存的にHaCaTケラチン細胞における抗酸化応答要素(ARE)調節遺伝子の発現を上昇させることを見出した。高濃度のクルクミンはまた,NRF1の長いイソ型の蛋白質発現を上昇させた。低濃度のクルクミンでの処理は,MTTアッセイ及びフローサイトメトリーにより評価したようにiAs3+誘導細胞毒性に対するHaCaT細胞の生存率を上昇させ,また,切断カスパーゼ3及び切断PARP蛋白質のiAs3+誘導発現を減弱した。レンチウイルスshRNAによるNRF2あるいはKEAP1の選択的ノックダウンは,クルクミンにより与えられた細胞保護を著しく低下させ,iAs3+誘導細胞毒性に対する保護がNRF2の活性化に依存していることを示唆した。これらの結果から,ヒ素誘導皮膚損傷を軽減するNRF2経路を活性化するためにクルクミンを利用する考えの立証を提示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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生物学的機能  ,  細胞生理一般  ,  生物学的機能 
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