文献

J-GLOBAL ID：201302296841198060   整理番号：13A1274602

酵素的分解法により研究したヘーゼルナッツ及びクルミ堅果の仁におけるCd,Cu,Fe,Mn,Pb及びZnのバイオアクセシビリティ

Bioaccessibility of Cd, Cu, Fe, Mn, Pb, and Zn in Hazelnut and Walnut Kernels Investigated by an Enzymolysis Approach

著者 (5件)： ARPADJAN Sonja (Univ. Sofia, Sofia, BGR) ,  MOMCHILOVA Svetlana (Inst. of Organic Chemistry with Centre of Phytochemistry, Bulgarian Acad. of Sci., Sofia, BGR) ,  VENELINOV Tony (Univ. Sofia, Sofia, BGR) ,  BLAGOEVA Elitsa (Agricultural Experiment Station, Kardzhali, BGR) ,  NIKOLOVA Magdalena (Agricultural Experiment Station, Kardzhali, BGR)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 61  号： 25  ページ： 6086-6091  発行年： 2013年06月26日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酵素的分解法を用いて,ヘーゼルナッツ及びクルミ堅果の仁の様々な品種から4必須微量元素(Cu,Fe,Mn,Zn)及び2毒性微量元素(Pb,Cd)のバイオアクセシビリティを評価した。結果から,元素の同化部分は品種に依存しないことを見い出した。Cu,Mn及びZnのバイオアクセシビリティ部分はクルミよりもヘーゼルナッツにおいて明確に高かった。Feのバイオアクセシビリティは両ナッツ型においてそれの総含量の20-24%であった。さらなる研究により,胃腸消化時の微量元素の転換及び可溶性型でのこれらの保持のメカニズムに関して,i)液相抽出法を用いた分析物の可溶性型の評価及びii)シミュレート胃腸処理の前/後の吸収性質の研究を含む合理的説明を提供した。結果から,ヘーゼルナッツ及びクルミは鉛の解毒に関する有効なバイオ吸収剤として役割を果たすことを示唆した。

シソーラス用語： 酵素的分解 ,  *ナッツ類 ,  *クルミ ,  果実【器官】 ,  *アクセシビリティ ,  カドミウム ,  銅 ,  鉄 ,  マンガン ,  鉛 ,  亜鉛 ,  *微量元素 ,  品種差
準シソーラス用語： *バイオアクセシビリティ ,  *ヘーゼルナッツ ,  堅果 ,  必須微量元素

分類 (2件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  食品の品質  (FJ01040F)

タイトルに関連する用語 (13件)： 酵素的分解 ,  研究 ,  ヘーゼルナッツ ,  クルミ ,  堅果 ,  仁 ,  Cd ,  Cu ,  Fe ,  Mn ,  Pb ,  Zn ,  バイオアクセシビリティ