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J-GLOBAL ID：201302297007073043   整理番号：13A1657264

PVの出力変動に対応した次世代SVRの最適整定値決定手法

Determining Method of Optimal Control Parameter of Advanced SVR considering PV Fluctuations

著者 (7件)： 山本祐也 ,  芳澤信哉 ,  吉永淳 ,  林泰弘 ,  佐々木俊介 (中部電力) ,  重藤貴也 (中部電力) ,  野村英生 (中部電力)
資料名： 電気学会電力技術研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PE-13  号： 78-83.122-135 分冊2  ページ： 87-92  発行年： 2013年09月11日 
JST資料番号： F0788B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 太陽光発電(PV)の加速度的普及が見込まれているが,PVの逆潮流による電圧上昇や電圧変動による電圧逸脱が懸念される。これに対しSVRなどによる電圧管理が行われるが,SVRの多くは年間を通じて整定値を固定して運用されている。そのため今後PVが大量に導入された際にPVの逆潮流による電圧上昇や電圧変動に対応できずに電圧逸脱を起こしてしまうほか,多段設置されたSVR同士がハンチング現象のような相互干渉を行うことにより電圧制御機器を摩耗劣化・短寿命化させてしまう恐れもある。そこで一定周期で次世代SVRの整定値を変更することで電圧逸脱と余分なタップ動作を回避する必要がある。本研究では,次世代SVRが多段設置された配電系統において,急峻なPVの出力変動にも対応するSVRの最適整定値決定手法を提案し,その有用性を検証した。そして,数値シミュレーションの結果,次世代SVRの整定値を一定周期で最適な値ヘと更新することによって電圧逸脱量およびタップ動作回数の大幅な削減が可能となることを示した。

シソーラス用語： *系統運用 ,  *太陽光発電 ,  変動 ,  *電圧調整器 ,  *整定 ,  電圧変動 ,  電圧制御 ,  電力潮流 ,  最適化
準シソーラス用語： *分散型電源系統運用 ,  出力変動 ,  *SVR【電圧】 ,  系統電圧制御 ,  電力逆潮流

分類 (2件)： 電力系統一般  (NB02000E) ,  太陽光発電  (NB03090G)

引用文献 (3件)：

• 関根泰次:「配電技術総合マニュアル」,オーム社,(1991)
• 芳澤信哉,山本祐也,吉永淳,林泰弘「多段設置されたSVRの最適整定値決定手法の評価」,(2012).
• 佐々木俊介,重藤貴也「次世代SVRの設置基準および仕様に関する検討」,電気設備学会全国大会,(2012).

タイトルに関連する用語 (6件)： PV ,  出力変動 ,  次世代 ,  SVR ,  整定 ,  手法