抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ダブルスター・チョッパセル方式に基づくMMCC-DSCCについて詳述した。2つの6.6kV電力配分フィーダ間に設置されたBack-To-Back(BTB)システムの形成において一対のDSCCを用いる。DSCCは,レグ毎のいくつかのカスケードチョッパセルから構成される。低電圧ステップは,BTBシステムに対して高調波電圧と電流の大幅な減少をもたらす。通常の電力変換システムは,かさばる線周波数変圧器とdcリンクキャパシタを用いるが,本システムはその両者を必要としないので,サイズと重量を低減できる。電圧センサは,BTBシステムのコモンdcリンクに設置されないが,制御システムの間接フィードバックループにより平均dcリンク電圧を参照値に制御する。本文では,その動作原理と性能を中心に,200V,10kWの規模を縮小したモデルを設計,試作し,試験した。また,定常状態と過渡状態の同一動作条件下での実験波形をシミュレーション波形と比較した。