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J-GLOBAL ID:201302297062457250   整理番号:13A0985249

窒素の形態変化に着目した発酵乾燥汚泥の熱分解挙動

Pyrolysis Behavior of Biologically Dried Sewage Sludge: Change in Nitrogen Form during Heat Treatment
著者 (2件):
資料名:
巻: 92  号:ページ: 174-180 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: F0217A  ISSN: 0916-8753  CODEN: JJIECE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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微生物を利用した活性汚泥法は,有機物で汚染された汚水や廃水の処理方法として,一般的に用いられている。堆肥化工場で,下水処理場から発生した脱水汚泥に発酵処理を施し,乾燥させた試料を原料とした。好気性消化により生成する熱を利用して,生体バイオマスの乾燥プロセスは,補助の化石燃料が必要がないため,大幅な乾燥のためのエネルギー消費を低減すると考えられる。本研究では,発酵乾燥汚泥および熱処理した試料について,固体中に含まれるケルダール態窒素(アンモニア態窒素と有機態窒素の総量)の定量を行った。下水汚泥の熱分解挙動が600°C以下の熱処理下で検討され,熱処理中の窒素形態変化に焦点を当てて考察した。スラッジは500°Cで熱処理される時に,乾燥汚泥中の窒素の約50%がアンモニアを含む揮発性物質などの固体から除去される。アンモニア収率は熱処理に適用される条件下で,シアンのそれよりも著しく大きい。これは,揮発性物質が窒素多量タールで存在し,タールのさらなる高温熱分解時にアンモニアに変換される事で確認された。乾燥汚泥中に含まれる鉱物の触媒効果を大幅に固体残留物のガス化反応に影響を及ぼすことなどが判明した。
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分類 (2件):
分類
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下水,廃水の生物学的処理  ,  反応操作(単位反応) 
引用文献 (20件):
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